廃棄野菜を使った素材でアイシングクッキーを包むという提案

2024年夏。立命館宇治高校コア探求プロジェクトとして学生さんから1つの提案がありました。それは廃棄野菜の皮や実、葉の煮汁を使って染色した布でアイシングクッキーをラッピングしてみてはどうかというものでした。

一般的にはシール、りぼん、プラ箱、クッション材などを使ってラッピングしますので「可愛さ」「おしゃれ」重視のラッピングですが今回の提案では「素材」まで掘り下げたものだったので「面白いな!」と思いました。私の手元には野菜や布が常にあって、染色は大学の専攻で学びましたので全てが一致。即!受け入れることにしました。以下は学生さんとのお話しの中で伺ったプロジェクトに関するエピソードの一部です。

プロジェクトの背景には余剰野菜をアイシングクッキーの素材として役立てたいという想いがありました。

苦労したのはある程度の量がある野菜を消費させる必要があるのでその使い方でした。

初めて布を染色。その染まり具合や色落ちについて実験していくうちに色んな野菜を試したくなりました。

廃棄野菜をアイシングクッキーの素材として活用していくために

学生さんよりこのプロジェクトはその場限りで終わらせず継続させていきたいという想いをいただきました。

そこで!!

*11月中旬以降当方のレッスンに来られた方に(先着/若干名)このプロジェクトで生まれた手染めの布などのラッピング素材をプレゼント!(画像参照)学生さんが手作りしてくださったものですので大切に使ってくださいね。

*学生さんが布の染色方法、ラッピング作り方動画をQRコード化してくださる予定なので出来次第、ご希望の方にQRコードのご案内をさせていただきます。

余剰野菜を見つめる機会、あらためて布について知る機会、野菜や果物の粉末で着色したアイシングクッキーと同じ素材で手染めした布のコラボを楽しむ機会。「色んな機会」に出会うチャンスになることでしょう!そして学生さん達の気持ちがアイシングクッキーを通して広く広まっていきますように。